当記事ではドップラー効果の問題の特殊なパターンの1つ「風が服場合」のドップラー効果の解法について解説していきます。
過去の記事を読んでから先に進むとより理解度が深まるのでおすすめです。
【過去の記事】
- ドップラー効果をわかりやすく解説①:ドップラー効果の原理
- ドップラー効果をわかりやすく解説②:音源が動く場合
- ドップラー効果をわかりやすく解説③:観測者が動く場合
- ドップラー効果をわかりやすく解説④:音源と観測者が動く場合
風が吹くと媒質そのものが動く
音は空気を媒質として伝わりますが、空気そのものが風で動いた場合、空気を伝わる音波も影響を受けてしまいます。
例えば普通の道路を歩く場合とベルトコンベアのような動く歩道を歩く場合、同じ速さで歩いてもベルトコンベアを歩く場合は早くなったり遅くなったりしますよね。
同じように空気を伝わる音波も空気の動きに影響を受けてしまうので、風が吹いた場合はドップラー効果の影響も変わってきます。
風が吹く場合のドップラー効果の公式
風が吹く場合のドップラー効果の公式を学んでいきましょう。それがこちら。
(音源が観測者に向かう向きを正とする)
を風の速さとした時、もともとのドップラー効果の公式の
を
に置き換えたものですね。
例えば風が観測者に向かって吹いている場合、音を伝える空気そのものが観測者に向かっているため、を代入します。
逆に観測者に向かい風が吹いている場合、空気が音波の進みを邪魔するためを代入すればOKです。
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