受験勉強の最適な睡眠時間は?



「睡眠を制するものは受験を制する」

こう言っても良いくらい、質の高い睡眠を取れるかどうかは受験の合否を大きく左右します。ですが、どうしても勉強時間を確保したりスマホをいじっていると、なかなか睡眠時間を確保するのも難しいですよね。

本記事では受験生が効率よく勉強するために必要な睡眠の時間と、質の良い睡眠をとるために知っておきたい習慣についてお伝えしていきます!

 



受験生が必要な睡眠時間は1日8時間

平均的な受験生の年代である18歳〜20歳に必要な平均的な睡眠時間は1日8時間です。ですが、なかなかこの通りに睡眠を取れている受験生は少ないでしょう。

部活や友達との交流もありますし、定期テストや模試に向けての勉強時間も確保しないといけない。また、どうしてもスマホで漫画やゲームをやってしまい寝不足になることも多いでしょう。

ですが、睡眠を上手に取らないと授業中に眠くなったり、思考力や集中力が落ちて勉強の質が下がってしまいます。受験を勝ち抜くには、正しい睡眠をとることがどうしても必要になってくるんです。

 

早寝早起きが基本!

睡眠についてはたくさんの学者や専門家が色々な意見を発表していますが、1番の原則は「早寝早起き」を守るということ。朝日を浴びる時間に起床して、夜は0時を回る前に眠るというのを基本原則にすれば自然と質の良い睡眠を取れるようになります。

もし夜中に目が覚めてしまったり、寝つきが浅いことで悩んでいるのでしたら、起きる時間と寝る時間を固定することを意識してみてください。これだけでかなり改善されるはずです。

 


仮眠は睡眠サイクルを狂わせる

一つ注意したいのが、万が一睡眠不足で日中眠い場合でも長い仮眠を取らないことです。実は、長い仮眠は睡眠のサイクルを崩してしまい、起きる時間と眠る時間のサイクルを崩してしまう原因になります。

どうしても眠気が取れず勉強に集中できない場合は、15分だけ目をつむって目と脳を休めるようにしてください。睡眠不足の日はいつもより1〜2時間早く眠ることで睡眠の乱れをリセットできます。

 

睡眠のためにできる簡単な習慣

質の良い睡眠を確保して効率よく受験勉強をするために実践できる簡単な習慣をいくつか紹介しましょう。一つでも実践すれば睡眠の質がグッと上がるはずですよ。

 

寝る前のスマホをやめる

最近よく聞くブルーライトという言葉。メガネ屋でもブルーライトカットメガネなどが販売されていますが、実はスマホに含まれるブルーライトは睡眠を邪魔する原因になります。どうしてもLINEをチェックしたりゲームをしたくなる気持ちはわかりますが、睡眠時間の1〜2時間前まででスマホをいじるのはやめましょう。同じ理由でPCやテレビも控えた方が良いですね。

 

夜は白い照明を使わない

勉強の時はノートや教科書を読みやすいように白い光の照明を使っている人も多いかもしれませんね。実は、白い照明にもブルーライトは含まれています。夜に白い証明を使うと脳が目を覚ましてしまい快適な睡眠をとることができません。夜は極力白い照明は使わずに、オレンジの照明を使うようにしましょう。

 

起きてからすぐに朝日を浴びる

人間の体内時計は、朝に日光を浴びることでリセットされます。自然光は屋内の照明の光と比べものにならないほど明るく、目に自然光が入ることで脳が「昼になった!」と判断します。受験生はどうしても勉強のために引きこもりがちな生活になってしまいますが、体内時計をリセットするために朝日を浴びる習慣をつけましょう。

 

寝る4時間前までで食事を済ます

睡眠に入ってから3時間以内に成長ホルモンが分泌されます。ですがこの成長ホルモン、眠りにつくときに胃に食べ物が残っていると出にくくなってしまいます。この成長ホルモン、疲労を回復したり成長を促す効果があり、質の良い睡眠をとるためには必要不可欠なものです。

胃の中の食べ物は大体4時間ほどで全て消化されますので、眠る4時間前からは極力食事を取らないようにしましょう。どうしてもお腹が空いてしまった場合は、スープやゼリーなどのお腹にたまりにくいものを食べるようにしてください。

 

寝る2時間前にお風呂に入る

人間の睡眠と体温には密接な関係にあって、体温が下がり始めるピークに達してから下がり始めるときに、最も眠くなるように体ができています。その最適なタイミングが入浴してから2時間後です。

38度くらいのぬるま湯に15分くらい浸かって体を温めるのが効果的ですよ。

 

まとめ

いかがでしたか?最後まで読んでいただいてありがとうございます!

ぜひ、本記事を参考に、あなたにマッチした睡眠の習慣を身につけて受験に勝てる環境を作りましょう!

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