これを読んでいるあなたは「高校物理」についてどんなイメージを持っているでしょうか?
- 難しい!
- 苦手!
- センスが必要!
- 暗記暗記!
こんなイメージを持っている人も多いかもしれないですね。
かくいう僕も、現役の頃は物理について「難しい」というイメージを持っていました。
「なんでこんな面倒な問題やらないといけないのよ?」と思っていたのですが、あるきっかけがあってからは高校物理ほどコスパよく得点を稼げる科目はないと考えるようになりました。
かなりのローリスクハイリターンが見込める科目が高校物理です。
そこで大切なのは「コツをつかむ」こと。
コツさえつかんでしまえば、まるで朝起きて歯を磨くように簡単に問題を解けるようになってしまいます。物理を攻略するポイントはいくつかあるんですが、今回はその中でももっとも重要なポイントをお伝えしましょう!
このポイントを押さえておくだけでびっくりするほどあなたの物理の偏差値はアップするはずです。
そもそも物理って何?
そもそも物理学ってなんでしょうか?
「物理」という単語は、物(モノ)の理(ことわり)と書きます。「理(ことわり)」とは「ルール」のこと。
つまり物理学とは「物事のルールを読み解く学問」のことです。
ちょっとマニアックですかね?でもこの考え方ってかなり大事です。

ニュートンの大発見
ニュートンとリンゴの逸話は知ってますか?
ある日、学者のニュートンさんが道を歩いていると、木からリンゴが落ちました。
普通の人は「あ、リンゴが落ちたな」くらいにしか思わないんでしょうけど、やはり大発見をする人は普通の人とはちょっと違うんですね。ニュートンさんは「なんでりんごは落ちたんだろう?」ということを考えました。

「リンゴが落ちるのには何か理由がある!」とニュートンさんは考えたんですね。そしてニュートンさんは建物の上からいろいろな物を落とすという思考実験をしました。
よく考えると結構危ない人ですよね。物を投げまくったんですから。通行人に当たったらどうするつもりだったんでしょう…。ですがニュートンさんは実験の結果「力は加速度と質量に比例する」ことを発見しました。
この実験のおかげで物理学の基礎である、一番重要な公式「運動方程式」が発見されたのです。

物理を攻略するたったひとつのコツ
物理とは「物事のルールを説明する学問」です。
ニュートンさんのマインドってかなり大切で、運動の全ては法則があり、数式で表すことができます。物理上達の第一歩は「この運動はどんな法則で起こるのだろう?」とまずはじめに考えることです。
問題を解くことももちろんですが、日常生活でも常に物理的な関心を持つことが大切です。
・なんで急ブレーキをかけると体が引っ張られる?
・風船が浮かぶのはなんで?
・普段の空は青いのに、夜明けの空は赤いのはなんで?
こういったことに常に意識を向けてみてください。ちなみに上で出した現象の例は、全て高校物理の内容で説明がつきます。高校物理ができるようになると、世界を見る目が変わって面白いですよ。
ちょっと抽象的な話でしたが「物理とは物事のルールを説明する学問だ」ということをまず意識してみてください。
このマインドを持っているか持っていないかでは物理のニガテ意識は違ってきますし、上達スピードも段違いに変わってきます。
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