物理の効率の良い勉強法を伝授!



受験本番までの限られた時間。どうせなら効率よく勉強したいですよね。

僕が過去に指導してきた受験生たちの中にも、効率よく勉強して偏差値をあげてきた生徒と、なかなか偏差値が上がらずに苦労した生徒さんの2パターンに分かれました。そして多くの生徒さんを見てきた中で、効率よく勉強ができている生徒さんの多くは「ある方法」で勉強していることがわかったんです。

本記事では200人以上の生徒を指導してきた経験を活かして筆者が分析した「効率よく勉強する方法」をシェアします!物理に限らず全ての科目で応用可能な方法なので必見ですよ!

 



効率よく勉強するには「型」を学ぶこと

効率良い勉強には、ただやみくもに勉強をするのではなく「勉強の型」を最初に学ぶことが大切です。

例えばTVゲームをするときをイメージしてください。大抵どんなゲームでも説明書を読んだり、チュートリアルを受けてから本編に進みますよね。いきなり本編に進んだら戦い方もわからないですし、正しい操作方法もわかりません。

これと同じように勉強でも一定の型を学んでから進める方が効率が良いんですね。イメージするとこんな感じ。

こう考えるとわかりやすいと思います。

もちろんたくさん勉強する「量」も大事なのですが、勉強の型を学ぶことで「質」が上がり効率よく学習を進めることができます。ゲーム風にいえば経験値を稼ぎやすいんですね。そんな経験値を稼ぎやすい状態で勉強量がこなせたら…。どんな大学でも目指すことができそうですよね。

それくらい勉強の型を最初に習得することは重要なんです。

 

基本の型「抽象→具体」

勉強における「型」とは何か?それは「抽象→具体」です。これは物理に限らず、受験や資格試験まであらゆる勉強に有効な効率の良い型です。

では抽象と具体はどんなものでしょうか?先に答えを言ってしまうと「抽象とは大きな枠組みのことで、その枠組みに入るものが具体」です。

例えば爬虫類っていますよね。余談で僕はリクガメをペットに飼っているんですが、リクガメは爬虫類の一種です。他にもヘビやトカゲも爬虫類の一種です。この場合は「爬虫類=抽象、リクガメやヘビ=具体」です。

抽象→具体のイメージ

このように大きな枠組みで物事を捉えてより細かい分類をするのが「抽象→具体」です。ではこれを勉強に当てはめるとどうなるでしょうか?答えは「抽象=基礎知識、具体=応用問題」になります。

つまり基礎という大きな枠組みができて初めて応用ができるようになるということ。

…なんだか当たり前のことを言われてるように感じませんか?そう、実は「基礎を身につけてから応用を勉強しろ」という当たり前のことを言っています。ですが意外とこれが認識できている人は少ないです。

基礎ができていないのに応用問題や過去問ばかりを解いてしまったり、自分がいま解いているのが基礎なのか応用なのかわかっていなかったり。過去指導してきた生徒さんを分析しても「自分が勉強しているのが基礎か?応用か?」をきちんと認識して勉強していた生徒さんは全員偏差値が高かったですね。

基礎がしっかりしてから応用に進まないと効率が悪いですし、中途半端な学力で終わってしまうのです。

 


物理の勉強における「抽象→具体」とは?

この「基礎→応用」のながれをクセづけることが大事ですが、では物理における基礎と応用とは何でしょうか?それがこちら

まず基礎ですが、最初はひたすら「①物理法則の正しい定義を学ぶこと②公式の導出をすること」この2つを極めてください。基礎についての勉強はこちらの記事でも詳しく書いていますので省略しますが、この基礎でそれだけ強い土台を作れるかで偏差値の安定感が全く変わってきます。

実際、センター試験(2020年以降は大学入学共通テスト)はこの基礎さえできていれば簡単に90点以上を安定的に取ることができます。またよほどの難関大学でない限り、応用はセンター試験後に勉強を始めても合格は十分可能ですね。

そして「基礎で勉強することはこれ以上ない」と確信ができたら、初めて応用として過去問や問題集の演習を始めましょう。あくまで基礎という土台ができてからで十分です。

 

まとめ

いかがでしたか?最後まで読んでいただいてありがとうございました!

本記事では勉強の型について中心に物理の効率の良い勉強法についてお話しをしましたが、正直まだまだ話し足りないです。それほど物理の勉強法は奥が深いですし、100人いれば100通りの正解があります。本記事以外にもぜひ以下の他の記事も参考にあなただけの受験の勝ちパターンを見つけてくださいね。

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